灌水設備制作と定植

2017.06.04

ゴールデンウィークも明け、何はともあれ、遅れてはいるスローな私のミニトマトの苗ではありますが、そろそろ定植しないといけないと、灌水設備の制作にとりかかりました。研修時の記憶で大体イメージがあったので、それをもとに自分で、図面を書き、資材を集めて制作を開始しました。ハウスの中でもくもくやっていると熱中してしまい、気がつくとくらっと熱中症みたいになっていたりしました。

寸法を測り、水圧ポンプの圧力を考えて塩ビのサイズを決めて行くとか、どのような形で、各畝に水を流していうくかとか、圃場に既に転がっているコックを塩ビと黒パイにつなげていくとか、なかなかやりがいがありました。毎日、隣町の資材屋さんに通い、たりない部品や相談をしました。良心的な店主さんは半日圃場に来てくださり、説明して、教えてくださいました。

どつぼな風景

最初は軽く考えていたんですが、部品がそろわなかったりして、おもったより日数がかかってしまい、あ〜とどつぼにはまった状態が何日か続きました。ですが、だんだん出来て行き、圃場に転がっている黒パイや、コックがきちんと接続されて行くとすがすがしい気分になっていきました。


最後に水圧ポンプの業者さんが試運転に来てくれ、水がふわーっと吹き出た時は、感動してしまいました。自分でやってみて疲れましたが、今後は水道設備や、灌水設備のしくみが少し理解出来るようになると思います。

休む暇もなく、成長している苗を定植しました。マルチをはり、支柱をたて、定植しました。苗を定植しているとこれまでの数年のことがいろいろ思い出されて、感慨深く胸がいっぱいになて来たりしました。出会った仲間、先生、いろいろな場面。。言葉では言い表せませんが、感謝の気持ちと、すがすがしい気分。何を得たのか? 失ったのか? 分かりませんが、もうそういう問題はどうでもいいです。上手な方法ではないと思いますが、ここまでやれてすがすがしいです。なにか自分らしさを思い出しました。

ミニトマト アイコの苗は心配しましたが、元気に育っています。第一花房の黄色の花がきちんと咲き始めました。

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