narumi farm2019の清楚美脚大根は日本の魂たくあんになるの巻

2019.01.29

新規就農して3年。トマトは作れても大根が、作れなかった。。
そしてやっとこの冬、私の畑ににょきにょき白い大根がせいぞろいした。たまに見ると緑の葉っぱがわさわさしてくるので、おっいい感じ、と思っていたら、今年はきゅっと小ぶりの美脚大根を収穫することができた。

みずみずしくて辛みが少なくさっぱりした味でした。
そして、私はこのご近所さん達が上手につくってられる”たくあん”を作る事にしました。日本人にとって、たくあんは梅干し、おもち、味噌に続くくらいなじみ深い物だと思う。が、私はうまく作った事がほとんどありませんでした。

大根を干していたら、何人ものご近所さんが来て色々ぞれぞれ教えてくださいました。温泉でも皆こつをおしえてくれて本当に短期間で情報をキャッチできました。ありがとうございました。

そこで私のたくあんの作り方をご紹介します。

材料 :大根を100としたとき
    ぬか  10−20%
    塩   3−5%
    砂糖  0−4%
    唐辛子 3本/5kg
    果物の皮(みかん、ゆず、ゆこう、柿 等)
    昆布
pre: 収穫した大根は二週間、軒下等の雨のかからない場所に干す。”く”の字になったら完了。(私は、一週間しか干しませんでした。)

① 樽に大根を隙間がないようにぐるぐるしきつめる
② 混ぜ合わせた材料を並べた大根の上にしき、順番にさいごまで交互にサンドイッチしていく

③ 最後に葉っぱをしきつめ、多めの塩をふる。(葉っぱには乳酸菌が多くいるため。by やまだのきみちゃん)(唐辛子を多めに播くと言われている方も)

④ 3−4倍の重しをおく。  完了(重しは開けるまでずらすとだめと言われてる方も。でも私は樽を涼しい場所に置く際ずらしました。)

それぞれお家ごとの味があるみたいで、秘密の場合もあります。私は、無農薬栽培のゆこう、ゆず、みかんの皮をたくさんいれてみました。
この町に来ておいしいものを上手に作られているのをいつも見ていて、色々なご近所さんがたびたびくださるたくあんを漬けてみたいなぁと思っていたのがこの冬かないました。この町のたくあん仲間に加わった気分がして嬉しいです。

そして、いつもいつもこの町のたくさんの方にお世話になって、”元気にしとるで?”と電話をくれたり、”なるちゃん最近みんから来てみたわ”と野菜や卵をもってきてくれたり、始終色々な方が立ち寄ってくれるのが本当にありがたいです。忙しくて、表現する機会も少なくて申し訳ないです。本当に温かくてありがとうごいます。

大根を漬けていて今回もその温かさを改めてありがたいなぁという気持ちになりました。

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